かつて、人生でこれほどまでにショックだった出来事があったでしょうか。今日という今日は本当に……パソコンの前でひっくり返るかと思いました。
……と、いきなり大げさな語り出しで始まりました。でも、仕方がないんです。何故なら──
某オークションで、幻の「雨の特別編」の台本が出品されていたのを今頃発見したんです!!!
出品されていたのは、全話収録版(恐らく初稿)と第2話のみ収録の2冊。残念ながら、1ヶ月程前に1600円で落札されていました。さすがに、今日は凹んでしまってどうしようもありません(- - ;) しかも1600円だなんて……10倍でも買いましたよ!(T_T)
しかし、全話のタイトルが判明したこと、そして一部の出演者と原作者が判明した事は有難い発見でした。
第1話は、「猿の手様」の中でも語られたジェイコブズの短編小説が原作の「猿の手」。「猿の手様」の冒頭でタモリがオチまで全て言ってしまっているので、ファンにとってはネタバレ済みの作品になりますね。
第2話は、奇妙な出来事「危険な賭」のリメイク「雨の酒場」。主演はみのすけさん。3話入りのシナリオでは『奇妙な出来事』の再録になっているらしいので、脚本はそのまま浜田金広さんだと思われます。
そして、第3話は、皆様おなじみの「あけたままの窓」。
出品ページにて、中身も1ページだけ見る事が出来ましたが、やはり雨の日の放送のためだけに作られた特別編と言う事で、我らがストーリーテラーが雨の日に相応しい語りをしてくれており、ますます本編が見たくなってきます。
台本を手に入れる機会を逃してしまった事は残念極まりないですが、いくつかの新事実が判明しただけでも良しとしたいと思います。そうでも思わないとさすがに今日は辛いので……。
最後に。今回こちらの台本を入手された方がこのブログをご覧になっていましたら、『譲ってほしい』とまでは言いません。……とても貴重なデータがいっぱい詰まった台本です。
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