遂に、遂に、遂に手に入れてしまいました……。
「誰も知らない話」のDVDを!
知らない方のために説明しますと、2004年に韓国の大手テレビ局"SBS"が、フジテレビから『世にも奇妙な物語』のリメイク権を購入して制作した単発特番「金曜サスペンス」……の、3ヶ月後に放送された世にもリメイク特番第2弾です。
しかし、日韓ともにソフト化はされておらず、見る機会はほぼ無理だと諦めていたのですが……ある時、韓国のテレビ局が過去番組を3000~4000円でダビングしてくれるという、テレビ好きにとっては夢のようなサービスを行っていることを知ったことから、話は大きく進展します。
軽い気持ちでSBSの販売サイトを調べてみると、なんと『誰も知らない話』の販売が行われているのを発見! そこで色々と面倒くさい手続きを経て、無事DVDを入手。
番組をDVD-Rに焼いただけで、字幕もなくパッケージもただ番組名が印字されているだけという非常に簡素なDVDではありますが、貴重な番組が正式な形で入手できたことが何より嬉しいです! 現在円高ウォン安であったのもちょっぴり助かりました……(^^;)
そこで今回はDVD入手記念として、世にもファンの皆さんが気になっているであろうオープニング画面をちょっとだけご紹介。
主な流れとしては、真っ暗な廃墟らしき場所を巡っていくというシンプルなもの。冒頭からリメイク第1弾「金曜サスペンス」で放送された「ミッドナイトDJ」の電話BOXシーンもお目見えです。
『世にも奇妙な物語』といえば!の黒猫も登場。
奥まで進んでいくと、再び『ミッドナイトDJ』のシーンが。
『幻想』の文字が。ここにいくまでにも『恐怖』『ミステリー』といったハングルが登場しています。
女の子の影をすり抜けていくと、奥にはただの暗闇が──。
なお、OP中にずっと表示されている横の文字ですが、これはスタッフクレジットではありません。実はこれ提供スポンサーの表示。日本ではあまり見ない形式ですよね。面白い!
参考までにスポンサー名を掲載しておくと、東亜製薬、KT&G、ポスコ、大韓教育保険生命、ハイマート、農心、PAVV、ザ・フェイスショップコリア、SKテレテック、SK製薬、OBビール、GMDAEWOO、リバイス、キア自動車、CYON、国際電話002、ハイトビール、ハナ銀行、ファンテック&キュリテル、サムスンSDI、東部火災、セマウル金庫、ハナロテレコム……と、60分枠の番組で23社もついています。お国柄の違いが見えますね。
本編の方も見てみましたが、当然ながら何を言っているのか全く解りません(^^;) 案外、理解できるのでは?と耳を澄ましてみましたが、結局わかったのは「サランヘヨ(愛してる)」ぐらい。
幸い日本版の台本を持っていたので、それらと見比べながら最後まで視聴。一部改変している所が見受けられたものの、ほとんどオリジナルと同じで何だか不思議な感覚でした。
後日、この辺りも含めて後々紹介していこうと思います。お楽しみに。