世にも奇妙な物語 ブログの特別編

「世にも奇妙な物語 ファンサイトの特別編」管理人のブログです。

'14春SP情報 & ミニ情報

3月に入り、暦の上ではすっかり「春」へと移り変わったものの、まだまだ肌寒い昨今。

そんな我々に春の訪れが近い事を知らせるかのように、待望の「'14 春の特別編」情報が発表されました。

 

放送は4月5日(土)。4年ぶりとなる4月上旬の放送ということで、ちょっと安心。

そして、タイトルは「墓友」「ニートな彼女」「ラスト・シネマ」「空想少女」「復讐病棟」以上5編。

 

墓友、ニートと、各時代の時事ネタを貪欲に作品に織り込む制作姿勢は相変わらず。

墓友は何となく「死後婚」みたいな"道連れ展開"になりそうですね。松木監督の担当っぽい気も。

また「復讐病棟」は、清水義範さんに同名の作品がありますので、恐らくそれが原作になるかなと思われます。

 

いや~それにしても、第一報が出れば、いよいよ春がやってくるな~!という気分になりますね。

先月の「星新一SP」の放送の際に「この番組はいいともと一緒にタモリが降板してしまい、『世にも』の新作が作れなくなったための措置だ」と、事情通ぶるコメントがいくつか見られましたが、「おいおい、春の特別編の時期はまだ先だって~(- -;)」と思いつつ、内心ホントに春SPをやってくれるかちょっと心配していたんですよね(笑)

何はともあれ、24年目の「世にも」も、たっぷり楽しませてくれそうで、早くも4月の放送が待ち遠しいです!

 

……さて、現時点では春SPの情報はこれだけしか出ていないので、コレ以上新作について書くことがまったく無いため、ここ数ヶ月の間、ブログでの紹介用に溜まってしまっていた番組関連のミニ情報をいくつかご紹介してお茶を濁そうかと思います…(笑)

◆ 夜のお台場にガラモンソングが鳴り響く!?

既にご存知の方もいるかもしれませんが、フジテレビでは昨年の12月13日より、フジテレビ社屋の外壁を使った巨大なイルミネーションショー『GLITTER8 ~キラキラヒカルフジテレビ~』を行っています。

《公式サイトはこちら( http://www.glitter-8.com/ )》

 

主に、過去のフジテレビ人気番組をモチーフとした映像をバックに、各番組のテーマソングを流すというもので、バラエティやアニメといったジャンルの中、ドラマメドレー編では、我らが「世にも奇妙な物語」もちゃんと入っているんですね。ホラーのイメージなのか、映像はコウモリが飛んでいるというシンプルな内容。Youtubeにあげられている動画を見た限りでは、なかなかの迫力。是非とも肉眼で見てみたい!

 

日によって実施時間が変わったり、特別企画などが行われているようなので、いつでも見られるという訳ではないようですが、後々、ラインナップが変更になってしまう可能性もあるので、見に行きたい方は急がれた方がいいかもしれませんね。周囲にガラモン・ソングが鳴り響く、ひと味違った奇妙な体験が出来るまたとないチャンス。

お台場にお立ち寄りの際は、是非とも夜のフジテレビへ!

 

地方在住だから行けない!という方には、公式のライブ配信http://www.youtube.com/watch?v=YlB1rnA8d5o )もありますよ。

◆ あの名作を手掛けたスタッフが議員に!?

2004年秋の特別編にて放送され、感動作品では異例の大ヒットを放った「過去からの日記」では原案を。そして、2006年の15周年の特別編で放送された「命火」では脚本を努められたスター橋本こと、高橋徹郎さん。劇団東京乾電池の専属脚本家であり、福岡県を拠点に活動されているローカルタレントで、九州出身の方の間ではかなりの有名人だそうです。

 

そんな高橋さんが、2014年2月2日に行われた福岡県糸島市議会議員選挙にて、当選されたとのこと。過去に番組に関わったスタッフから議員が出るとは……。伊達に番組が24年も続いているだけの事はありますね……(^^;)

◆ 「水を預かる」の原作が、ドラマ版の好評を受けて遂に単行本化決定!

昨年秋、香取慎吾主演で放送され、ファンの間で大きな話題を読んだ「水を預かる」。その原作を収めた単行本「ある日の結婚」が、4月26日に講談社より発売されることが決定しました。

 

収録内容は「水を預かる」の他にも、原作者である淺川継太さんのデビュー作である「朝が止まる」、各紙文芸時評で高く評価されたという、最新作「ある日の結婚」の3本立てとなっている模様。奇想天外な展開と衝撃のラスト……という事で、世にもファンにも十分楽しめそうな作品が揃っているようです。

 

これまで、淺川さんの作品は雑誌掲載のみだったため、淺川さんにとっては初の書籍化とのこと。当時のネットを見る限り、「水を預かる」を収めた雑誌「群像」のバックナンバーの問い合わせをされる方も多かったらしく、現在、Amazonでは、中古版が定価の4倍以上という、異例のプレミア価格が付いているようです。

 

淺川さん自身のTwitterでも、発売が決定した際に『「水を預かる」のドラマの反響はすごかったようです』と語っており、「水を預かる」の好評価が、今回の単行本発売のキッカケとなったのは間違いないようです。確かに、当時淺川さんのTwitterには絶賛コメントが殺到してましたからね~……。

 

これまで、世にもで放送された人気作品は、後に原作本の増刷が決まったり、単独小説化が決定したり、作品を手掛けたスタッフが、注目されて連ドラ、映画を担当する事が決定したり……と、業界内でも「世にも」の注目の高さをまざまざと見せつけられる事例に事欠かなかったわけですが、何だかんだ言って「世にも」はまだまだ影響力があるんだなぁと、嬉しさ半分、驚き半分。

 

番組スタッフには、今後も良作をどんどん生み出し、発掘して行っていただきたいですね。原作でも「水を預かる」を楽しみたいファンの方は、早めの予約をお忘れなく!

◆「世にも奇妙な物語」が中国でネットドラマとしてリメイク!?

現在、サイトの方に掲載しているこの中国リメイク版情報。フジテレビと中国のテレビ局の共同制作による中国版「世にも奇妙な物語」のネットドラマ企画が進行中だそう。

 

フジテレビTWOが制作した「イタズラなKiss Love in TOKYO」に出演&中国で大人気だという俳優の古川雄輝の出演が既に決定しており、さらに全15話の予定に加え、制作にはフジテレビの制作班も参加するとか。事実であれば、2004年の韓国リメイク版以来、10年ぶりとなる海外リメイク化ということになりますね。

 

確かに最近のフジテレビは、オリジナル映画の制作や、「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」などのリメイク版など、中国展開に力を入れているほか、ネット上にあるフジテレビのインタビュー記事にいくつか目を通してみると、『4月に中国で古川雄輝が出演するネットドラマを企画中』『次に狙っているのは中国のネットドラマ。中国ではホラーを放送できないが、ネットならできる』といった、それらしい記述も。

 

実は昨年の秋頃から、私も中国の掲示板やTwitterでこれらの情報を見かけてはいたんですが、蓋を開けてみれば、単なる恋愛ドラマだったという事もありそうなので、ひとまず静観していました。

 

が、なんと今月に入ってから、これらの情報が芸能雑誌、動画配信サイトなどの公式SNSで続々と発表され始めたんですね。さらに、昨年フジテレビが中国と共同制作したリメイク映画「101回目のプロポーズ」のプロデューサーである桂延文さんのSNSでも以下のような発表が。(Web翻訳と辞書を頼りにした素人翻訳なので、細かいニュアンスが違っている可能性があります)

 

亜細亜伝媒とフジテレビの共同出資で製作する大人気作品「奇妙物語」

中国版のネットドラマ会議が進行中! まもなく製作開始です! (3/3)

 

亜細亜伝媒との共同出資で製作するフジテレビの大人気作品「奇妙物語」。準備の最終段階に入りました。アジア一流の演出家、スタッフで、全力を傾けて製作します! (3/6)

 

フジテレビ、大人気番組、ドラマ、「奇妙物語」とくれば、これはもう「世にも奇妙な物語」しか無いですよね。上記のツイートと一緒に「世にも」のDVDパッケージ画像を載っけていますし……(^^;) フジからの発表はまだありませんが、これは、かなり期待してもいいんじゃないでしょうかね~!

 

めちゃくちゃ嬉しい話ですよこれは! 中には、「中国版なんでしょ」「ただのリメイクでしょ」「オリジナル見ればいいから関係ない」と、考えてしまう方もいることでしょうが、それはあまりにも早計すぎるんですね、これが。

 

例えば、巷ではすこぶる評判の悪い近年の漫画やアニメの実写化ですが、実は悪いことばかりでありません。映画のためのマーケティングの一環として、『ここで原作を売らなければどうする!』とばかりに、DVDBOX、サントラ、新装版、番組本、フィギュアなどなど、元々の作品のファンにとっては嬉しい商品が続々と発売されたり、イベントが行われたりするという事例が結構あるんですよね。

 

幻となってる2004年の韓国リメイク版と違って、後々の逆輸入も期待できますし、それに付随する国内でのマーケティング展開も大いに期待できます。中国版「101回目のプロポーズ」の際も、イベントや再放送企画が色々行われたわけですしね。規模は小さいでしょうが、何も無いという事はないかなと。

 

そう考えれば、同じネットドラマということで、過去作品のネット配信や、オリジナルと併せて楽しめるという触れ込みでの傑作選DVDの発売、中国でのヒット次第では、我が国でも「ネットドラマの特別編」といった派生企画が生まれてしまう可能性も……!? と、取らぬ狸の皮算用が全開ですが、年に2回ぐらいしか盛り上がらないこの「世にも」界隈が久々に賑わう事になれば、コレ以上嬉しい事はありませんからね。

 

当サイト誕生10周年の記念すべき年はかなり明るくなりそうで、今年は泥水をすすってでも生きなければ(T_T)! 春SPともども、詳しい情報が判明次第、サイトやブログの方に掲載させていただきます!