世にも奇妙な物語 ブログの特別編

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'12春の特別編 キャスト&スタッフ紹介

いよいよ放送まであと一週間を切った「世にも奇妙な物語 '12春の特別編」。

ネット上でも早くも話題になっているようで、人気の高さをひしひしと感じる日々です。

 

当サイトでも初の予告が流れた先週の土曜から、普段の20倍ものアクセスを記録しています。22年目の“奇妙”もまだまだ安泰だな。とホッとしますね(^^;)

 

さて、いよいよ本日「12'春の特別編」の全作品のスタッフ&キャストが発表されましたので、来るべき21日の放送を前に、ざっとそれらをご紹介していこうと思います。

放送日までのワクワクなり、期待感などに多少でも役立てられれば幸いです!

 

(※4月17日時点での情報に基づいているので、後に放送順やタイトル等が変更されている可能性があります)

◆ 第1話「スウィート・メモリー

第1話「スウィート・メモリー」はもはや説明不要の人気女優、仲間由紀恵さんの初主演作。

世にも奇妙な物語には、96年の「追っかけ」以来、実に16年ぶりの出演となります。

当時は、東京パフォーマンスドールというアイドルグループに在籍していた無名の頃だったため、駅で主人公に微笑む女子高生というチョイ役での、知る人ぞ知る出演でした。

 

脚本は「まる子と会える町」「厭な扉」「ドッキリチューブ」の正岡謙一郎さん。

2010年からの登場以来、すっかりお馴染みとなった脚本家さんです。2011年春より1年ぶりの参加。

 

演出は2002年の「採用試験」に始まり「まる子と会える町」などを手掛けた小林義則さん。ドラマでは「アンフェア」シリーズ、「海猿」など、シリアスな作品を数多く演出されてきています。前回の「憑かれる」より半年ぶり、累計5作目の演出作品に。

◆ 第2話「7歳になったら」

第2話「7歳になったら」は、天才子役としてメディアに引っ張りだこの鈴木福くんが初主演。子役が主役をはった作品は過去にいくつかありますが、今回は、歴代主演の最年少記録を大いに更新。子供が主演する作品の大半がホラーやブラックなものが多いので、その辺りもどうなるか注目です。

 

脚本は2011年の「通算」「JANKEN」を経て3回の連続参加となる、もはや常連のふじきみつ彦さん。コメディチックなストーリーを手掛けられてきましたが、今回は『笑いが一切ない』とのことだそうです。コメディの得意な作家さんはブラックな物も得意というのは定説なので、是非とも期待したいところ。

 

演出は99年の「親切成金」、07年の「ストーリーテラー」パートを手掛けた高丸雅隆さん。過去に「ひとつ屋根の下2」「サトラレ」といった有名作の他、「美少女戦士セーラームーン(実写版)」「仮面ライダー響鬼」「メン☆ドル ~イケメンアイドル~」などの作品も演出されました。2008年の「死後婚」以来、約3年半ぶりの参加、累計3作目の作品となります。

◆ 第3話「家族(仮)」

第3話「家族(仮)」は、世にも奇妙な物語初出演となる高橋克典さんによる主演作。

 

脚本は2007年「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」にて大賞を取り、デビューされた春名功武さん。番組では過去09年に「春楠いさ虫」名義で、怪作「クイズ天国・クイズ地獄」の脚本を手掛けられた事があります。今回の「家族(仮)」では、実に4年ぶり、本名での参加となります。

 

演出は2006年の「部長OL」、07年の「雰差値教育」、10年の「ナデ様の指輪」などを手掛けた佐藤源太さん。その他ドラマでは「絶対零度」「HUNTER」のほか、現在日曜9時に放送中の「家族のうた」にも携わっています。2011年の「通算」以来1年ぶり、累計6作目の演出作品となります。

 

なお、現時点で原作は表記されていませんが、あらすじを見る限り、恐らく原作となったのは、2009年の3月に放送されたラジオドラマ「世にも奇妙な物語 ラジオの特別編」の「逆誘拐犯」だと思われます。こちらの脚本も春名功武さんなので、もし事実であれば、これまでとは一風変わったリメイク作品ということになりますね。個人的には放送当時の評価は低かったのですが、あの短編をどう20分のドラマに料理したのかそこを注目したいと思います。

 

【4/18 追記】TV誌のあらすじにて、原作が「逆誘拐犯」である事が確定しました。

◆ 第4話「試着室」

第4話「試着室」の主演は、全日本国民的美少女コンテスト審査員特別賞を受賞後、

新垣結衣の後継としてポッキーCMに出演、そして昨年の「家政婦のミタ」にてブレイクした忽那汐里が初出演。

 

脚本は前回の「ベビートークA錠」にて初参加した小峯裕之さんが今回2度目の登場。

ホラーともブラックともつかぬ雰囲気が話題を呼んだ前作を経て、今回の作品も気になる所。

 

演出は今回「世にも奇妙な物語」初参加となる後藤庸介さん。2007年「秋の特別編」に演出補として参加されてから、約4年半を経てメインの演出家としての参加になります。

◆ 第5話「ワタ毛男」

第5話「ワタ毛男」の主演は、映画「アヒルと鴨のコインロッカー」等で知られる濱田岳さんが番組初出演。来月に「宇宙兄弟」、「ポテチ」と2本の出演映画の公開も決まっている実力派俳優です。個人的にはドラマ「プロポーズ大作戦」の友人役や「太陽と海の教室」の生徒役なんかが印象深いですね。

 

原作者は独特の作風でコアなファンを持つという漫画家、小田扉さん。コミック「前夜祭」(講談社)に収録されている同名作品が原作となっています。

 

脚本は、一度名前を見たら忘れられない脚本家、ブラジリィー・アン・山田さん。過去には2007年の「未来同窓会」の他、「相棒」や「トリハダ」といったドラマも手掛けられています。2008年の「さっきよりもいい人」以来、4年ぶりの参加となります。

 

演出は2000年代の“奇妙”を代表する監督であり、コメディ作品といえばこの人という植田泰史さんが担当。03年の「追いかけたい」、06年の「イマキヨさん」、08年の「さっきよりもいい人」などを手掛けられました。

 

今年で10年連続しての番組参加ということで、これからの“奇妙”には外せない一人といっても良いでしょう。昨年春の「JANKEN」以来、1年ぶり、今回で15作目の演出作品となります。