世にも奇妙な物語 ブログの特別編

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21世紀21年目の特別編 キャスト&スタッフ紹介

4月上旬(恐らく4月4日)の放送予定でありながら、先の震災により制作がストップしてしまった「春の特別編」でしたが、ようやく遅れて5月14日に「21年目の特別編」として放送されることとなりました。いやぁ~、早く見れてよかった(^^;) そろそろ我慢の限界だったので。

 

昨年は「20周年記念」ということで、人気番組や人気作家とのコラボを行い、賛否両論激しかったですが、21年目からは、スタッフの方のコメントにもあるとおり「いつも通りの奇妙」を見る事が出来るようです。

 

では、毎年恒例。放送前に先駆け、発表されている各話のスタッフやキャスト等をご紹介します。(放送順は、変更される可能性があります。)

◆ 第1話「分身」

第1話「分身」は、あの東野圭吾さんの有名小説…ではなく唯川恵さんの短編小説が原作です。唯川さんは2005年春に放送された「過去が届く午後」の原作者でもあり、今回二度目の映像化となりますね。ちょうど、唯川さんの「病む月」を読んでる最中の発表だったので、なんだか奇妙な感じがします(^^;)

 

脚本は今回番組初参加の渡辺千穂さん。2002年の「天体観測」でデビューした後、

BS-iの「ケータイ刑事」シリーズや「恋する日曜日」シリーズを手掛けられました。

近年では、「赤い糸」「泣かないと決めた日」現在放送中の「名前をなくした女神」と、人気ドラマを多数執筆。現在、最もフジテレビでは注目されている作家さんと言っても良いのでは!?

 

監督はトレンディドラマを多数手掛け、番組でもSMAPの特別編「オトナ受験」等を演出した河毛俊作さん。番組への参加は2002年の「知らなすぎた男」以来、9年ぶりの参加となります。

 

主演はNHKドラマ「ハゲタカ」で主演を努め、近年でも「龍馬伝」「BOSS」等で知られる大森南朋さん。番組では96年の「ミッドナイトDJ」、03年の「影が重なる時」に出演。3度目となる本作で番組初主演となります。「ハゲタカ」の頃ぐらいからじわじわと評価の高まっている俳優さんだけに、初主演となる本作は要注目です。

◆ 第2話「ドッキリチューブ」

第2話「ドッキリチューブ」は、2003年の「影の国」の原作者でもあるSF作家小林泰三さんの作品が元。チューブと言うので『管』の方かと思いましたが、Youtubeのチューブだったんですね。なるほど(^^;)

 

脚本は「まる子に会える町」「厭な扉」から今回で3回連続参加の正岡謙一郎さん。

ラジオ等の放送作家を中心に活躍されていますね。10年代の『世にも』の常連作家になりそうな方です。

 

監督は「日の出通り商店街いきいきデー」「呪い裁判」などを手掛けられた石川淳一さん。昨今では「パーフェクト・リポート」「メイちゃんの執事」「泣かないと決めた日」など、ここ最近のフジテレビドラマでは、頻繁に名前を目にする演出家さんですね。石川さんは今回で「呪い裁判」以来2年ぶり、3度目の番組参加になります。

 

主演は2005年春の「8分間」以来6年ぶりの番組出演となる坂口憲二さん。本作で2回目の出演となります。全開はホラーテイストな内容でしたが、果たして今回はどのような役柄で登場されるのか、楽しみですね

◆ 第3話「PETS」

第3話「PETS」は、原作無しの番組オリジナル作品。

 

脚本と監督は、2005年春にて放送された「美女缶」にて一躍有名になった筧昌也さん。

美女缶によって注目され、以降「怪談新耳袋」「ロス・タイム・ライフ」、映画「Sweet Rain 死神の精度」など、有名作品を多数手掛けられ、今ではすっかり人気監督の仲間入りを果たしました。

 

「美女缶」は2003年に制作された自主制作映画のリメイクでしたが、今回の作品は完全オリジナル作品。“地上波じゃ有り得ないほど映像面にかなりこだわっている”と仰られているので、果たしてどのような作品になるのか注目です。

 

主演は、現在公開中の映画「阪急電車」にご出演されている谷村美月さん。本作で番組初出演となります。谷村さんはホラードラマファンの間で高い人気を誇る「トリハダ」シリーズのメイン女優。何かと比較されがちな世にも奇妙な物語の主演と言うキャスティングは意図的なのか偶然なのか…(^^;)

◆ 第4話「缶けり」

第4話「缶けり」も、同じく原作無しの番組オリジナル。

 

脚本は「越境」「フラッシュバック」を手掛けられた半澤律子さん。2008年春の特別編内にて放送の「フラッシュバック」以来、実に3年ぶり、3度目の参加になります。

 

監督は、近年の世にも奇妙な物語では、ほぼレギュラーと言っても良い都築淳一さん。

番組では「誘い水」「あなたの物語」「密告ネット」「フラッシュバック」など、人気のある作品を多数演出。昨年の「ニュースおじさん、ふたたび」以来1年ぶり、9作目の演出作品になります。

 

主演は世にも奇妙な物語最多主演女優、元ribbon永作博美さん。今回でなんと7回目の出演。世にもに出演されるのは、2007年春の特別編にて放送の「雰差値教育」以来、4年ぶりとなります。永作さんの出演する回は毎回視聴率が高めになる傾向があるので、その辺も期待していいかもしれませんね!

◆ 第5話「通算」

第5話「通算」も、番組オリジナル作品。

 

脚本は、世にも奇妙な物語初参加のふじきみつ彦さん。近年では、舞台やコントなどの執筆に加え、NHK教育で放送中の「みいつけた!」の構成作家をされているそうです。

 

監督は、「部長OL」「雰差値教育」「どつきどつかれて生きるのさ」などを手掛けられた佐藤源太さん。近年では「交渉人」「アタシんちの男子」「CONTROL~犯罪心理捜査~」などにてその手腕を発揮されています。佐藤さんはASを除けば本作で5本目、昨年の「ナデ様の指輪」以来1年ぶりの参加となります。

 

主演はサンバを踊る若様、松平健さん。世にも奇妙な物語初出演となります。まさかこの方が出演するとは思わなかったのですが、番組のキャスティングの幅広さを思い知らされますね。

◆ 雑感

以上、今回もキャスト、スタッフとも新旧取り揃えたバラエティ豊かな感じとなっています。

 

現在まだ「PETS」の撮影が終わっていないそうで、スタッフの方々の頑張りには頭が下がる思いです(- -;) 今年最初の新作の放送まであと一週間。例年より1ヶ月以上待たされた分、たっぷり楽しみたいと思います。

 

関東地方在住の方々には10日~13日の4日間「傑作選」の放送も控えています。相変わらず2000年代の作品が中心となっていますが、未ソフト化の作品も放送されるため、是非ともご覧になられる方々には、注目していただきたいと思います!

 

世にも奇妙な物語 21世紀21年目の特別編」は、5月14日夜9時より放送です。