世にも奇妙な物語 ブログの特別編

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'09秋 全スタッフ&キャスト判明!

いよいよ放送日もあと一週間後に迫ってきた「秋の特別編」。

全5話のスタッフとキャストがようやく判明しましたので例年通りご紹介します。

◆ 検索する女

主演は番組初出演の井上真央さん。「花より男子」の頃からいつか出るのではないかと思っていましたがようやく出演。

 

原作は、共同脚本と演出も務める吉田直樹さんの約1分の自主制作映画「合コン 彼の名は三宅遼」。NHKの「パフォー!」と言う番組のショートムービー対決に投稿された作品だそうで、「美女缶」「行列のできる刑事」に続く若手映像作家の自主制作映画のセルフリメイク作品第3弾になります。

 

脚本は「任侠ヘルパー」「救命病棟24時」等を手掛けた酒井雅秋さん。若手の作家さんですね。

◆ 夢の検閲官

主演を務めるのは、同じく『世にも奇妙な物語』初登場の石坂浩二さん。

 

原作は、番組ファンにはお馴染みな筒井康隆さんの同名作品から。

 

脚本は1999年にフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞後、「人にやさしく」「セーラー服と機関銃」「夜王」「ルーキーズ」など人気ドラマを多数手掛けているいずみ吉紘さんが番組初参加。

 

演出には、「穴」「過去からの日記」「推理タクシー」等、古くから番組に参加している土方政人さんが担当。

◆ 自殺者リサイクル法

主演は、これまた番組初出演の生田斗真さんが主演。

 

脚本は2007年フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞し、今秋からスタートの「ライアーゲーム シーズン2」の脚本も手掛けることが決定した黒岩勉さんが担当。この方は元々、放送作家の方だそうで「笑っていいとも」等にも参加されているようです。

 

演出は「リプレイ」「透き通った一日」「真夜中の殺人者」の岩田和行さんが担当されます。

◆ 呪い裁判

主演には、「部長OL」から3年ぶりに釈由美子さんを起用。前回の主演作がキッカケで「ヒミツの花園」の主演に抜擢されたように、また何か新しい演技の幅を広げてくれるような作品になっているのでしょうか。

 

脚本は、番組ファンにはお馴染み、「壁の小説」「そのボタンを押すな」等、90年代半ば~00年代前半の世にも奇妙な物語を支えてきた中村樹基さんが担当。「死後婚」「輪廻の村」に続き、3回連続で女性主演の作品を手掛けることになります。恐らく今回もホラーでしょう。

 

演出は'08春の「日の出通り商店街いきいきデー」で番組デビューした石川淳一さんが担当。そろそろ星監督が登場する頃かと思っていたのですが予想が外れましたね。

◆ 理想のスキヤキ

主演は、2006年「リプレイ」以来3年ぶりとなる伊藤淳史さん。

 

原作はあのただひたすら弁当を食べるだけの迷作「夜汽車の男」の原作者 泉昌之さんの「最後の晩餐」。

 

脚本は「雰差値教育」「カウントダウン(07)」を手掛けた森ハヤシさん。シナリオは原作者のウケも良いようです。

 

演出は、第1話「恐怖の手触り」「ニュースおじさん」「携帯忠臣蔵」など初期から番組に深く携わっている鈴木雅之さんが担当。2004年春の「サイゴノヒトトキ」から5年ぶりに番組に帰ってきました。

 

鈴木監督は「夜汽車の男」の演出も手掛けているので、同じ原作者・演出家で挑む今回、新たなる迷作が生まれることは間違いないでしょう。

 


 

さあ、年に2回の楽しみが今年もやってきます。

 

ブログ等を見ていてもかなり賑わってき始めており、「絶対見る」「ドラマはこれしか見ない」等、相変わらずの人気っぷり。一方「どうせ今回もつまんないんだろうな」と言う声もあるようですが「それでも見ると思う」と言う方もチラホラと見かけられ、本当にオムニバスとは上手い形式だな~と思わされます。

 

また、海外のファンも既に新作情報をキャッチしているようで、サイトへのアクセスも国内外問わず右肩上がりに増えており、相変わらず期待の高さが窺えます。

 

 

他、関連情報としては、去年は1日のみの放送だった「傑作選」が今回は6回に分けて放送。しかし、予想通り共同テレビ制作の2002年~2007年の作品ばかりがラインナップに並んでいます。

 

過去傑作選で放送された作品がいくつか被っているんですが、やはり版権の関係でしょうか。90年代の作品が放送されるのは当分は望めなさそうですね……。

 

しかし、そんな方々にオススメなのがCSチャンネルの「フジテレビTWO」。

8月より、毎月過去SPの中から放送可能な回の放送を行っており、新旧のファンには見逃せません。

 

今週の金曜日10月2日には、第3シーズン初回の「'92春の特別編」(全て未ソフト’)が放送され、さらに月末には8月にも放送された「'90秋の特別編」の再放送行われる予定となっています。

 

今月は傑作選、新作、過去のスペシャルも堪能できるという、非常に贅沢な月になること間違いなし。「新作も良いけど、やっぱり昔のも…」と言う方は、是非ともCSへの加入を検討してみては。