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'16秋の特別編 みどころ紹介

「ファンサイトの特別編」「ブログの特別編」管理人の白虎です。

 

急病により数ヶ月ほどサイト運営から離れておりましたが、この度無事回復し、運営に復帰致しました。代理を務めってくださった黒猫さん、本当に有難うございました。そして今後とも「ファンサイトの特別編」をよろしくお願い致します! m(_ _)m

 

さて、そんな私の瑣末な事情はここまでにしておいて……重要なのは、放送がもう間もなくという所まで差し迫った「'16 秋の特別編」ですよね!

秋は春同様に全4話構成ということで、少々物足りなさを感じてしまいそうになりますが、その分色々と面白い仕掛けをちゃんと用意しているようで……。

 

というわけで、今回も放送に先駆け「'16 秋の特別編」各話のスタッフやキャストに関する情報や個人的な注目ポイントを簡単に書き連ねていきたいと思います!今回は私の事情が事情だったので、ほんとに簡潔です。すみません!(^^;)

 

※ 10/6 時点で判明している情報に基づいており、実際の放送では放送順等が変更される場合があります。

◆ 第1話「捨て魔の女」

【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)

脚本:吉井三奈子 《 2 》

【主な代表作】『いいオンナには運がある』『コントの劇場』など

【主な奇妙作】『墓友 (2014)』

 

演出:土方政人 《 20 》

【主な代表作】NIGHT HEAD』『ショムニ』『謎解きはディナーのあとで』『ゴーストライター』など

【主な奇妙作】『穴 (1992)』『罰ゲーム (1994)』『過去からの日記 (2004)』『推理タクシー (2008)』など

 

主演:深田恭子 《 4 》

【主な代表作】神様、もう少しだけ』『富豪刑事』『ダメな私に恋してください』など

【主な奇妙作】『友達登録 (2001)』『採用試験 (2002)』『死後婚 (2008)』

 

まず最初は、今回唯一のオリジナル脚本であり、2008年の「死後婚」以来8年ぶりの主演となる深田恭子さんの「捨て魔の女」。過去の出演作を振り返ってみると全てブラック作ということで、今回も十分期待できそうですね(笑)

 

さらに2年前に大きな話題となった「墓友」以来の登板となる若手作家吉井三奈子さんが脚本を担当。また、番組初期から携わっている土方政人監督ということで、十分奇妙な世界観を堪能できそうです。

◆ 第2話「貼られる!」

【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)

原案:HERO 《 初 》

【主な代表作】『堀さんと宮村くん』『浅尾さんと倉田くん』『雨水リンダ』など

 

脚本:宇山佳佑 《 4 》

【主な代表作】主に泣いてます』『信長協奏曲』『それでも僕は君が好き』など

【主な奇妙作】『幸せを運ぶ眼鏡 (2015)』『嘘が生まれた日 (2015)』『クイズのおっさん (2016)』

 

演出:品田俊介 《 初 》

【主な代表作】失恋ショコラティエ』『信長協奏曲』『探偵の探偵』『ナオミとカナコ』など

 

主演:成宮寛貴 《 初 》

【主な代表作】『相棒』『逆転裁判』『クロユリ団地』『不機嫌な果実』など

 

第2話「貼られる!」は、漫画家のHEROさんがイラストサイトPixivで掲載していたWebマンガ「レッテルのある教室」が原案。もともとの作品では女子高生が主人公らしいのですが、今回は設定を換骨奪胎したストーリーということで原案扱いに。

 

脚本は今年の春に大好評を博した「クイズのおっさん」を担当した宇山佳佑さん。最近の起用率がすごいですね。演出は今回初参加の品田俊介監督、主演も番組初出演の成宮寛貴さんと、フレッシュな布陣でのストーリーになる模様。

◆ 第3話「車中の出来事」

【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)

原作:我孫子武丸 《 初 》

【主な代表作】『殺戮にいたる病』『かまいたちの夜』『速水三兄妹シリーズ』など

 

脚本:森ハヤシ 《 6 》

【主な代表作】マジすか学園』『ショムニ2013』『ほっとけない魔女たち』など

【主な奇妙作】『カウントダウン (2007)』『理想のスキヤキ (2009)』『AIRドクター (2013)』など

 

演出:植田泰史 《 21 》

【主な代表作】『アンフェア』『LIAR GAME』『遅咲きのヒマワリ』『受験のシンデレラ』など

【主な奇妙作】ネカマな男 (2005)』『イマキヨさん (2006)』『JANKEN (2011)』『面 (2015)』など

 

主演:北村一輝 《 初 》

【主な代表作】ATARU』『猫侍』『テルマエ・ロマエ』『昼顔』など

 

第3話は、「殺戮に至る病」「かまいたちの夜」と、人気ミステリーシリーズを多数生み出した小説家、我孫子武丸さんの同名作品が原作。

 

さらに「理想のスキヤキ」「AIRドクター」といった人気作を手がけてきた森ハヤシさんと、2000年代以降のメインディレクターである植田泰史監督とのタッグということで、世にもファンにも安心のクオリティが期待できそうです。

 

ほか、マニア的な注目点としては、番組初主演の北村一輝さんとの競演となる優男役の古川雄輝さん。

「5→9 ~私に恋したお坊さん~」などで知られる古川さんですが、実は2014年にフジテレビと中国の制作会社が共同制作した世にも奇妙な物語の中国版「不可思議的夏天」のストーリーテラー役でもあるんですね。もう一つの奇妙な世界からやってきたストーリーテラーがついに本家初出演。世にもマニアは要注目です。

◆ 第4話「シンクロニシティ

【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)

原作:新津きよみ 《 初 》

【主な代表作】『ふたたびの加奈子』『トライアングル』など

 

脚本:岡田道尚 《 初 》

【主な代表作】鍵のかかった部屋』『ビブリア古書堂の事件手帖』『信長協奏曲』など

 

演出:岩田和行 《 11 》

【主な代表作】嬢王』『メイちゃんの執事』『家族ゲーム』『福家警部補の挨拶』など

【主な奇妙作】『リプレイ (2006)』『来世不動産 (2012)』『走る取的 (2014)』など

 

主演:黒木メイサ 《 初 》

【主な代表作】任侠ヘルパー』『新参者』『悪貨』『拝啓、民泊様。』など

 

最後は小説家新津きよみさんの同名作品が原作となった「シンクロニシティ

ゼロ代中期から「リプレイ」「来世不動産」といった作品を手がけてきた岩田監督を除き、こちらもフレッシュな人選での作品に。

◆ 雑感

今回特に私が注目しているのは……

・墓友の脚本家×番組ではブラック作でおなじみの深田恭子主演という相乗効果が楽しみな「捨て魔の女」

・森ハヤシ脚本×植田監督×北村一輝という、期待せずにはいられない布陣の「車中の出来事」

以上の2本。

 

番組史上1、2を争う大イベントであった25周年イヤーも終了し、26年目の奇妙は一体どうなるのかと思っていましたが、今回は日本マイクロソフト開発の人工知能『女子高生AIりんな』とのコラボ企画まで登場し、まだまだ試行錯誤していこうという気概が感じられて非常に頼もしいですね。

 

さらに番組初期から携わってきた岩田プロデューサーが久々の復帰!というところも大きく期待が持てるところ。我々の前に現れてから四半世紀が経過した奇妙な世界……懐かしくも新しい奇妙な世界が見られそうです!

 

世にも奇妙な物語 秋の特別編は2016年10月8日夜9時より放送です。お見逃しなく!