世にも奇妙な物語 ブログの特別編

「世にも奇妙な物語 ファンサイトの特別編」管理人のブログです。

幻の夏の特別編

いよいよ夏も真っ盛り。連日猛暑が続くのに比例して、ホラー番組も徐々に増えてゆくこの時期がやってきました。

 

今月は「ほんとにあった怖い話」の放送が決まり、ホラー映画も多数上映を控えている中、今年も恒例の「世にも奇妙な物語 夏の特別編」を楽しみにされている方が多数いらっしゃっているようです。

 

ネット上だけでなく、私の周りにも、毎年「夏の特別編」を楽しみにしている人がいるようで、中には「毎年これが楽しみ!」とか「去年も面白かった」とか「やっぱり世にも奇妙な物語は夏に限る!」などといったファンの声も連日多数散見されています。

 

しかし、“世にも奇妙な物語ファンサイト管理人”などと堂々と名乗っておきながら、恥ずかしくも私、1993年の「真夏の特別編」と1994年の「七夕の特別編」くらいしか夏のSPを見た事がありません(´_`;)

 

地上波&CS&BS番組表やTV誌、さらには動画サイトやキーワード検索で調べまわっているのですが、毎年やっているはずの「夏の特別編」の情報の片鱗をまったく掴めないまま、涙に暮れて夏を終えています。

 

時々『もしや『ほん怖などの番組と間違えて記憶しちゃっているのではないのか!?』と思ったりもするのですが、知人の話やネット上には「間違いなくタモリが出ていた」とか「毎年見てるから間違いない」というコメントもあり、どうやら存在しているのは間違いないようです。

 

夏のSPはかなり怖くて面白いという評判なので、今年こそは見てやろうと思うのですが、連日の大捜索にも関わらず、前情報をまったく掴む事ができていない状況です。

 

どうやらこの「夏の特別編」は番組表での掲載や告知もなく、極秘裏に制作&放送され、ソフト化もされないという特殊な形態での番組となっているようなので、ストーリーテラーの言うように、ひょっとすると夏のSPとは『奇妙な世界が見せる特別編』なのかもしれません。

 

そういうわけなので残念ながら今年もファンの方々に「夏の特別編」の情報をお伝えすることはできません。しかし、もし見る事が出来た暁には、しっかりと目に焼き付けておくこと、そして奇妙な世界にハマってしまわないようにお気をつけいただければと思います。

◆ 小ネタ

さて、話題を変えて、ここ最近番組関連でめぼしい情報となると、今年の春SPのDVDが10月に発売されることが決定したくらいですが、先月ではレコチョクの着うたランキングで「世にも奇妙な物語」のテーマが週間ランキング最高8位を記録しており、現在でもTOP100内に食らい付いているという、"地味”な健闘ぶりを見せており、こんな所でも人気の根強さをひしひしと感じます。

 

しかし、秋SPまでまだ二月もある。こんな時は、いつものように空いた時間を世にも奇妙な物語研究に勤しむわけですが、これといって何か大きな発見があったわけでもないので、これまでに見つけて未掲載だったニュース&小ネタをいくつかご紹介したいと思います。

《1》本年1月に小林宙氏が11春SPにて『ヤング映像クリエーターを励ます賞』優秀賞を受賞

いきなり胡散臭そうな賞が出てきましたが、これはTV・広告の業界団体「日本映像事業協会」主催で、30歳以下のプロデューサーやディレクターとその「番組」を対象に贈られる物で、経産省も絡み、今年で15回目を迎えるという賞の様です。

 

今年度は昨年放送された「21世紀21年目の特別編」より番組に初参加した小林宙プロデューサーが、優秀賞を受賞されました。29歳の若手プロデューサーということで、この受賞を気により一層番組に力を注いでくれることを期待したいものです!

《2》『20周年・秋 人気作家競演編』がニューヨークフェスティバルにてTV&フィルム部門「ファイナリスト」に入賞

1957年より国連が行っている世界各国のメディアを対象とした『ニューヨークフェスティバル』。そのTV&フィルム部門にて、2010年に放送された「人気作家競演編」がファイナリストとして入賞されました。

 

日本を代表する人気作家の作品を映像化した本作、フジテレビとしても海外のTV賞への出品を目論んでいたらしく、他にもいくつかの国際コンテストに出品した中で唯一であり、番組としても初である海外コンテストからの賞を戴きました。

 

ファイナリストとはいえ、番組が世界から評価されるというのは実にうれしいこと。これが世界進出への足がかりに……なるでしょうか(^^;)

《3》金曜サスペンス 予告編

2004年に韓国にて制作された世にも奇妙な物語の海外リメイク版「金曜サスペンス」。

当ブログでも一時期、頻繁に取り上げ、DVDまで輸入してしまった本作ですが、唯一心残りだったのが、公式サイトで一定期間だけ公開されていた第1話「ミッドナイトDJ 予告編」を見る事ができないことでした。

 

ところが、今年に入ってからその予告編をかつて制作した(?)韓国の映像制作会社「M2e」という会社がYoutubeにて公開している自社制作品アーカイブスにその予告編があるではありませんか!

 

いや~生きていれば良いことはやっぱりあるもんです。これであとは公式で公開されていた「誰も知らない話」の予告編も揃えば……(^^;)

 

製作元の韓国でもほぼ幻となっているこの作品。是非とも必見です!