リアルの方が少し忙しくなっているため、なかなかブログを書ける時間が取れず、前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました……。年内一杯は再放送情報のみの更新になりそうです(－－；)すみません。
さて、前回から1ヶ月程が経った中、嬉しいニュースが飛び込んできていました。
先月末に、全日本テレビ番組製作社連盟が主催する第27回ATPテレビグランプリ2010にて、世にも奇妙な物語が今年で20周年目を迎えた事から、番組スタッフが特別賞を受賞したとのこと。
1990年に「死体くさい」の回が「ベスト番組20」に選ばれてから20年ぶりの受賞になります。詳しくは、授賞式レポート（http://www.kyodo-tv.co.jp/ja/drama/prize.html）をどうぞ。
いやはや、それにしても20周年にこのような賞を頂くというのはめでたい事ですね。
20年間、世にも奇妙な物語が続いてきたのはひとえに、製作スタッフが一丸となって「面白い番組を作ってやる！」と言う意気込みがちゃんと視聴者に伝わり、愛されているからこそのことだと思います。
来年からも是非是非、その精神を継承しつつ、楽しい番組作りに励んでいただきたいですね。歴代制作スタッフの皆様、この度はおめでとうございます！！
◆ 第２回ストーリーテラークイズ 正解発表
さて、話変わって第2回ストーリーテラークイズ。参加してくださった方々ありがとうございました。出来るだけバランスよくチョイスしたため、前回よりも平均点が高かったですね。
それでは、早速正解発表を。
- 友子の長い朝
- なんなのォ！？
- 君だけに愛を
- おじいちゃんの恋文
- 幻の少年
- くしゃみ
- 犬の穴
- 残像
- 昨日公園
- 未来の思い出
- いじめられる女
- 笑う頭脳
最も正解されたのは、12問中10問正解された掌さん。おめでとうございます！
◆ CS再放送情報
では続いて、恒例のCS再放送情報を。12月は前回の04秋に引き続き05春の放送が決定。
第1話「倦怠期特効薬」は、ユースケサンタマリア主演のちょっぴりコメディタイプの奇妙作品。『奇妙はハードスケジュールで一気に撮るからキツイ』と漏らしていた様に、どこか疲労感漂う彼に注目です。
第2話「幻の少年」は当時10年ぶりとなる黒木瞳が主演したハートウォーミングストーリー。少年役には、昨年の「BALLAD」でメインキャストを務めた武井証が出演しています。
第3話「あなたの物語」は、近年のファンからの人気も高い小西真奈美主演の奇妙作品
まだ「ポニョ」で知られる前の大橋のぞみの初々しい姿が見られる貴重な作品です。
第4話「美女缶」は、筧昌也監督による自主制作映画を番組用にセルフリメイクした作品。間違いなく2000年代の世にも作品ではベスト5に入るであろう人気の高い作品です。
第5話「密告ネット」は鈴木杏主演の奇妙作品。こちらも放送後ある意味反響を呼びました。まだ学校裏サイトが知られるようになる前の作品であり、後々パロディサイトがまで制作されることに。放送の翌年に注目されるようになった所から考えて、悪い意味で裏サイトの存在を知らしめてしまった部分もあるかもしれないですね(^^;)
さて今回の中から私が推薦する作品はやっぱりこれ。第4話「美女缶」です。
原作の映画は2003年に制作され、後にゆうばり映画祭、ぴあフィルムフェスティバルなど数々の映画祭で賞を獲得しており、翌年には劇場公開もされるという非常に優秀なエリート的経歴を持つ映画作品、そこからセルフリメイクの話となった模様。
世にも枠で放送された後には大反響を呼び、DVDが品切れになり慌てて増産。劇場公開が再び決定。小説化のオファーも…と言う人気ぶりに。筧昌也監督もこれを期にさらに注目され、以降「ロスタイムライフ」や「Sweet Rain 死神の精度」を手掛けるようになります。
近年では珍しく是非とも台本を入手したいと思い、必死になって探し回ってようやく入手した記憶があ……(^^;)
ラストは賛否両論でしたが、個人的には世にも奇妙な物語のロゴと相まって、忘れられない一作になったのは間違いないですね。詳しくは説明しません。淡く切ない物語がお好きな方、特に中高生の男子！ オススメです。
さあ、いよいよCSで放送可能だろうと思われる回もあと僅かとなりました。
以降、現時点で100%放送不可なジャニーズタレント出演の回を除けば残るは05秋と08,09.10春の4回。フジのCSで放送されているドラマは、近頃ようやく06～07年辺りのドラマがCS解禁となったようなので、恐らく来年1月の05秋で特別編の放送は一旦終了ということになりそうですね。問題はそれ以降が続くかどうかな訳ですが、今後はその辺りにも注目していきたい所。
個人的には、地上波やDVD化もされているような韓流ドラマを4、5本もやるならば、韓国リメイク版の「金曜サスペンス」を是非ともやって欲しいんですが……今後に注目していきたいと思います。
