前回の夏の特別編から約4ヶ月。今年も秋の特別編がお目見えです。
コロナ禍の影響により、昨年に引き続いて今回も夏秋同時進行での制作に。夏SPの終盤では次回予告も流され、早くから放送ラインナップも判明していた訳ですが……いやあ、やっぱり秋の方が力が入ってますね!
個人的に前回は微妙な印象だったため、今年を締めくくるに相応しい良作中心の回になっていることを期待したいところですが……はてさてどうなることやら。
それでは毎度のように、今回も『'21秋の特別編』の各話の見どころやスタッフ・キャストを一挙ご紹介!
※ 11/3 時点で判明している情報に基づいており、今後も情報が追加され次第更新して行きます。
◆ 第1話「優等生」
【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)
脚本:坂本絵美《 2 》
【主な代表作】『ブスと野獣』『うきわ -友達以上、不倫未満-』など
【主な奇妙作】『燃えない親父(2020)』
演出:山内大典《 5 》
【主な代表作】『ストロベリーナイト・サーガ』『サイレント・ヴォイス』『知ってるワイフ』など
【主な奇妙作】『ラスト・シネマ(2014)』『フォロワー(2018)』『鍋蓋(2019)』など
主演:森七菜《 初 》
【主な代表作】『天気の子』『この恋あたためますか』『ライアー×ライアー』など
【 注目ポイント 】
★ 『3年A組』『この恋あたためますか』の森七菜が番組初主演!
『コメディーチックなところやホラーみたいに鳥肌の立つシーンなど、いろんな要素が詰まったドラマです!』とのこと。
◆ 第2話「スキップ」
【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)
脚本:井上テテ《 初 》
【主な代表作】『イニシエーション・ラブ』『魔進戦隊キラメイジャー』など
演出:松木創《 11 》
【主な代表作】『ラーメン大好き小泉さん』『リカ』など
【主な奇妙作】『未来同窓会(2007)』『墓友(2014)』『コインランドリー(2020)』など
主演:赤楚衛二《 初 》
【主な代表作】『仮面ライダービルド』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』など
【 注目ポイント 】
現在放送中の木10ドラマ『SUPER RICH』にもメインキャストとして出演中!
★ 「世にも」の現ホラー担当こと松木創監督作 第11弾!
ファンにはお馴染み松木ホラーが1年ぶりの登場。また、ご本人によれば『自信作』『過去最大級の怖さ』とのこと!
◆ 第3話「ふっかつのじゅもん」
【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)
脚本:畠山隼一《 初 》
【主な代表作】『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』など
演出:石川淳一《 7 》
【主な奇妙作】『日の出通り商店街 いきいきデー(2008)』『不死身の夫(2013)』『クイズのおっさん(2016)』など
主演:桐谷健太《 初 》
【主な代表作】『ROOKIES』『火花』『ケイジとケンジ』など
【 注目ポイント 】
★ 大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』との公式コラボ作品!
ゲームファンにはお馴染みの『ふっかつのじゅもん』をモチーフにしたハートウォーミング作品とのこと。
『このオファーが来る前に僕の頭の中で“ロトのテーマ”が流れたんです!』と、奇妙な体験をしたそう。
◆ 第4話「金の卵」
【 スタッフ & キャスト 】(名前横は番組参加回数)
脚本:三輪江一《 初 》
【主な代表作】『家族ごっこ』『流し屋 鉄平』など
演出:山内大典《 6 》
主演:山口紗弥加《 2 》 ※初主演
【主な代表作】『ブラックスキャンダル』『絶対正義』『ラジエーションハウス』など
【主な奇妙作】『午前2時のチャイム(2007)』
◆ プロデューサー陣
今回より、番組を担当するプロデューサーの方々の紹介も始めてみることに。
これらの方々は、特別編全体のコンセプト(ホラー中心でいくか、コラボ企画にするか等)や、映像化する作品の決定に大きく携わっているため、各特別編のクオリティを大きく左右する重要なスタッフとして、取り扱うべきかなと思ったので。
【 編成企画 (フジテレビ) 】(名前横は番組参加回数)
・渡辺恒也《 7 》
【主な代表作】『HERO (2014)』『海月姫(2018)』『逃走中(2018~)』など
【主な奇妙作】『'18秋』~『'21夏』
2018年秋より番組を担当している 『'19雨』事件のA級戦犯若手プロデューサー。
ヒット作の続編をよく任されることから、続編請負人なる呼び名もあるそう。
・狩野雄太《 11 》
【主な代表作】『全力!脱力タイムズ』『デート ~恋とはどんなものかしら~』『推しの王子様』など
【主な奇妙作】『人気番組競演編(協力P)』『'17春~'21夏』など
2017年春より番組を担当中の若手プロデューサー。
ドラマだけでなく『千鳥のクセがすごいネタGP』などの人気バラエティでも活躍中。
【 プロデュース (共同テレビ) 】(名前横は番組参加回数)
・中村亮太《 9 》
【主な代表作】『ワケあって火星に住みました』など
【主な奇妙作】『'12秋(P補)』『'16秋(P補)』『'18春~'19雨』『'20夏~'21夏』
これまで小林宙Pと共にお名前をお見かけしていましたが、並び順から見て今年から番組のメインPとなったであろう若手プロデューサーさん。(恐らく現在の公式twitterの中の人?)
また、昨今のYouTuberなどの異業種起用の発端はこの方ではないかな…?と思っていたり。ただ出演した方々から『番組Pさんが大ファンでオファーが…』という発言が度々なされているのもあり『公私混同してませんかい…!?(^^;)』と不安な要素もちょっぴり。
ネット文化どっぷりの世代が番組の中心を担うようになってきたのかなと思えば、隔世の感を抱いてしまいますね。今後の番組にまた新たな風を吹かせる……か!?
・関本純一《 3 》
【主な代表作】『絶対零度』『江戸モアゼル』など
【主な奇妙作】『'13春(P補)』『'21夏』
こちらも若手の方のようですが、情報がほとんどないため不明。数年後番組のメインPになっていくのかどうか、今から要チェックですね。
◆ 雑感
今回の特別編で私が特に注目しているのは……
・監督自身が”自信作”と語る、お馴染みの松木ホラー最新作『スキップ』
・予告から漂う強いブラックな香りが妙に気になってしまう『金の卵』
以上2作品。
今回は、全員が初主演者&脚本家陣もほぼ新顔といったフレッシュな顔ぶれである一方、昨今の定番である飛び道具的なエピソードは見当たらず、手堅いところをしっかり抑えた保守的な作品群が揃ったなという印象。全編オリジナル脚本回なのもポイント高いですね。
そんな訳で、これまでの経験則から言って、今回は『真っ当に安定した回』となるのではないかなと。そこから加点ポイントがどのくらい出てくるかにかかっていますが、その辺は比較的穏やかな気持ちで見ていられそうです。
ほか細々した所で言えば、番組のPR企画から誕生した謎のキャラクター"西野ン"による『西野ンPRシリーズ』第3弾『西野ン壊議』が絶賛公開中。ファンには嬉しいあのキャラクターもゲスト出演しています。期間限定なので、プレイはお早めに。
また'20夏同様、本編中に西野ンが登場する隠し要素が用意されているだけでなく、YouTubeの方でも西野ン本人による番組生実況が行われるそうです。意外と存在する西野ンファンの皆様は是非要チェックですよ! (詳しくは西野ンYouTubeチャンネルをご覧ください)
さあ!そんなこんなで、今年最後の奇妙なお祭りがもう間もなく!
「これを見なきゃ年が越せない!」というあなたも、「毎回つまんないと思いながらまた見ちゃうんだよな~」なんてあなたも、「実は初めて見ます」というあなたも……奇妙な世界で過ごす2時間10分を思う存分楽しんじゃいましょう!
'21秋の特別編は、2021年11月6日 夜9時より放送です。お見逃しなく!