世にも奇妙な物語 ブログの特別編

「世にも奇妙な物語 ファンサイトの特別編」管理人のブログです。

30周年!&「ifもしも」ラジオ特集

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2020年4月19日、『世にも奇妙な物語』の放送開始から遂に30年を迎えました。

記念すべきアニバーサリーイヤーということで、今年の番組展開に大いに期待したい!

 

……と、思っていましたが!

 

昨今の新型コロナウイルス感染拡大による自粛の嵐。そこから各テレビ局でも番組の撮影や収録が次々に休止となる事態に。

春の新ドラマやアニメの放送も続々延期され、再放送の割合も日増しに増えてきています。

 

我らが「世にも奇妙な物語」はご存じの方も多いように、どんなに早く撮影を始めても何故か放送当日まで編集作業が終わらないことがしょっちゅうなギリギリ進行。これはもう放送初期からの伝統芸でもあるため、既にすべての撮影を終えている…なんてことはまず無いでしょう。

 

過去のケースから考えて、現在はようやく脚本の大部分が出来ていて、そろそろ順次撮影、もしくは1本くらいは撮影を終えている頃かな?という段階だったと思われますが、連ドラの撮影が見送られている今、優先順位の低い特番ドラマの撮影となるとなおのこと厳しいでしょう。

 

テラーの年齢のこともありますし、先がまったく読めない状況でもあるため、最悪放送回数が減ってしまう可能性も無くはないと思っていたり。(ひとまずは今月24日発売のノベライズ帯に情報が載るかどうかですが……)

 

よりにもよって30周年という節目の年にこんなことになるなんて……と落胆半分、しょうがないかと諦め半分という心境ですが、それでも番組の30周年という大事な年には代わりありません。

 

今の「世にも」ファンに出来る唯一のことは「世にも奇妙な物語」を見たい。待っている。スタッフ頑張れ!……そんな気持ちを伝えることではないでしょうか。

 

もちろん、伝えたからといって感染症の流行が急速に収まるなんてことはないでしょうが……この先番組がどんな状況に陥ったとしても必ず後押しする力になれるのがファンの声だと思っているので、30周年のお祝い、再放送希望、新作への期待などなど、各々の想いを伝えてみませんか…?

 

www.fujitv.co.jp

 

 

ちなみに、同日『ファンサイトの特別編』も誕生16周年。今後とも是非よろしくお願い致します!

※ 追記 (4/24)

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この日、ノベライズ本「教室の裏側にひそむ暗闇編」が発売され、帯には『'20春の特別編』の放送日が掲載されましたが……。

 

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世にも奇妙な物語 ’20春の特別編 放送延期のお知らせ>


集英社より4月24日に発売された当番組のノベライズ本「世にも奇妙な物語 教室の裏側にひそむ暗闇編~」の帯に次回の放送日について「土曜プレミアム 世にも奇妙な物語’20春の特別編」5月23日(土)よる9時と掲載していましたが、放送は延期になりました。


今後の放送予定は未定ですが、決まり次第、このHPでご案内いたします。

( https://www.fujitv.co.jp/kimyo/ )

 

……ということで、春SPの延期が正式に発表。

収束の兆しが未だ見えないだけに、放送は早くても夏以降になるのは間違いなさそうですね。

◆ 第5回投票企画 結果発表 (5/5追記)

 昨年11月から約5ヶ月間行ってきました『ベストエピソード投票 10年代後半編』。

その集計結果ページを公開致しました。

 

kimyofansite.g1.xrea.com

 

第1位は大方の予想通りあの作品。第1位に選ぶ方が多かったのも頷けるクオリティの作品だったと思います。同じく得票数の高かった第2位と共に圧倒的な支持を受けました。

 

今回投票してくださった皆様、本当にありがとうございました。

次回第6回投票企画は現在考え中。何か良いテーマがあれば是非提案してください(^^;)

 

また、創作企画『あなたの考える世にも奇妙な物語』ですが、4月末を持って掲載期間の満了と共に終了とさせていただきました。ご応募してくださった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

◆ 「ifもしも」ラジオ特集 書き起こし

 

このブログでは既にお馴染み『蓜島邦明のラッタラッタラ』3月17日放送分にて、姉妹番組『ifもしも』特集が行われました。

 

これまでの『世にも』特集と違いサントラ収録曲の紹介のみでしたが、貴重な回には違いありませんので、これまで同様書き起こしでご紹介。

 

「もしも」

 

コンピューターが世の中の全てのことを1か0かで理解している、と聞くとあなたはきっとこう思うはずだ。

 

『人生はそんな単純なものじゃない』

 

確かに生きていくもは大変なことだ。

悩んだり、迷ったりするのは、学校や会社のことだけではない。家族のこと、恋人のこと、お金のこと、将来のこと。

 

時には地球の未来のことだって考えるし、生きる目的について考えることだってあるかもしれない

 

(※ 「サウンドトラック」ブックレット (フジテレビ・小牧次郎氏)より)

 

「選択 (語り手)」

 

「フレンチシック」

 

蓜島「(ブックレットを読みながら)1993年4月にはじまった『ifもしも』。フジテレビの木曜夜8時から…そういうね、オーバーに言えば人生の岐路にたったあなたが、 選ばなかった方の道の結末まで見せてしまおうという結末のふたつあるドラマだったんですね。

 

一見奇抜なアイデアで作られた番組のようだが…そんなことはない。連続ドラマで主人公に感情移入したあなたが危機に向かう時必ず思う…あの時、ああしていれば良かった」

 

「ダーリン」

 

テレビとしては実に変な企画であるのは間違いないわけで、 制作にはこの人たちしかできないという『世にも奇妙な物語』のベストスタッフに結集してもらった。

 

その中でも最も重要なのが、音楽の蓜島さんだ。

 

彼が全体の雰囲気をつくってくれないと、人生の皮肉を味わう異空間をつくりだすことは絶対にできないからだ。

 

(※ 「サウンドトラック」ブックレット (フジテレビ・小牧次郎氏)より)

 

「富と地位」

 

蓜島「えー『世にも奇妙な物語』の後釜として作られた『ifもしも』。

これはね、結末が2つあるドラマだったんですね。もしあの時、道をこっちに行ってたらどうなっちゃうかっていう…滅茶苦茶な企画ですよね。素晴らしいです。

 

この時、皆さんすごい色んな発想をなさる方たちばっかりでですね。奇抜なことをやろうという、意気込みがとても多かった時代ですね。

フジテレビの深夜から始まって『世にも』になって、そして『世にも』終わった後『ifもしも』になってね。司会はもちろんタモリさんだったんですね。

 

2つ劇伴書かなくちゃいけなかったんですよ、結末を。途中も。結構大変だった記憶がございます。愚痴です」

 

「心臓を押さえるように」

 

「最低以下」

 

蓜島「これは、東京に生きるサラリーマンの話です」

 

「出勤兵士」

 

蓜島「『ifもしも』。この頃はイタリアに影響受けてたような気がしますねぇ。フェリーニ大好きでしたからね。

本当に3拍子多いですね。でも、新鮮ですね。……来週もまた。『ifもしも』でした」

 

「END THEME」